旧東欧版画小品展

  15日の金曜日から開く企画展の準備をしているところです(11時40分)。本来は前日にするのですが明日はちょっとした用事のため今しています。今まで20回以上、東欧の作家の版画展を開きましたがほとんど個展でした。今回はチェコ、スロヴァキア、ポーランドブルガリアの作家8名を中心にロシア他、いろいろな国の作家の書票も展示します。
展示していて思ったのは「東欧」とひとくくりするのはちょっと問題ありかな?ということです。どんなことでもそうですがお国柄というものがあります、それと作家の個性。まあ、プラス思考で今回はそれらの違いを感じていただければうれしいです。
もう一つ、案内状には「Small Graphic Works By East European Artists」のタイトルとしました。でも現在この地方は中欧になっているので見出しのように「旧」を入れて日本語標記。ちょっとまずいかなと思いましたが、イコン研究のS先生「旧東欧という言い方は向こうではしませんからこれでいいんじゃないでしょうか、それに旧も必要ないかもしれませんよ。まあ入れることで理解は深まると思いますが・・・・」。これにて一件落着。
壁面展示は25点ですが二冊のファイルに50点くらい並べました。お楽しみいただければと思います。

四国が梅雨入り、今夜から雨の予報が出ていますから明日には岡山も梅雨入り宣言?。これから蒸し暑い日が続くのでしょうか。体調、気をつけましょう。