「今年に入ってずっと仕事場の片付けをしててな、あるはずの道具や作品がないんじゃ。色々と動かしても無いから、こりゃ盗まれたと思って腹が立って昼で帰ったりするんじゃ。でもな、次の日いったら作業机の上のよ〜く見えるところにあったりな・・・人を疑っちゃいけんな〜、大概は自分じゃな、年じゃなあ〜」
その後に８８才の彫刻家から出た言葉がコレ。
それから呆け、安楽死・・・色々話をしながらシューベルトのアベマリアを聞く。
「シューベルトが死んだのは確か３０くらいかな、１０年ちょっとであれだけの仕事をしたんじゃなあ〜」
この後に語った彫刻家の名言は
「ワシなんか、よそ見をしてて直ぐ１０年経つもんなあ〜」
