本日は版画教室の日。Mさんは早々にメゾの初刷りを済まし銅板をナンプレに置き換え唸っていたので、安らぎをと思い加川良のCDを鳴らすと睨まれた。Tさんは相変わらずの動きで、まずはターキーとトーストを注文しホンの数分メゾを彫りMさんのご主人と囲碁へ突入。でも今日は新しいメンバーが2人入会された、1人はメゾ、1人はエッチング希望。外から見ると真面目な版画教室に成っていた筈。
1枚の版画を完成させるための労力は大変なモノとあらためて認識させられた1日。版と薬品、鉛筆デッサンとニードル及びビュラン、紙とプレスの関係など。徳長さんの経験と試行錯誤の話を聞くだけでもナカナカよい時間を過ごすことが出来る。
いよいよ明日から始める「戸倉 元 写真展」の準備も完了。30数年前の東京の空気(もちろんそれは戸倉 元だから撮れた空気だけれど)を楽しんで下さい。