蜂谷秀人「銀輪の国から7」


  「地中海地方にいる。後4時間でツールがやってくる。今居るのはコースの脇道で松林の
   木陰。午前中は涼風があったが、今はピタリと止んでしまった。沿道を走る車の通過音
   と蝉時雨だけが聞こえる。向かい側にはビーチパラソルを設営した親子がランチを始め
   た。今までは山岳コースだったので、久しぶりの平地での撮影になる。天気はカンカン
   照りで気温も30度を超えているようである。梅雨明けで猛暑が続く岡山の方には恐縮だ
   が、夏らしいのが嬉しく思う。今までは山岳コースで吐く息が白いような所だった。今
   日はシャツ一枚だ。このメールを書いている間に、このミニオアシスに後続車が詰め掛
   けだした。もう少しで十台になりそうだ。とにかく後4時間、ひたすら待つだけ。こんな
   時、週刊文春でもあれば良いのに。またベンツのオープンカーが少ない木陰を求めて入
   ってきた。ここの先住民である小生としては、続々来る観戦者がチベットに於ける漢民
   族のようにみえるのは誇張だろうか? アビヤント!」


写真展二日目、連休初日ですが多くの方の来店ありがとうございます。26日まで無休で開催
してます、ご高覧下さい。


今日が梅雨明け?のような雨が降ってますが、これから「ペンまわしの常チャン」のコンサート。
大阪、神戸からもお越しになってますから良い演奏を期待しているトコです。