「これから準備ですよね、七時からですか〜」
「ええ、七時からです」
「じゃあ、ちょっと丸善に行って七時くらいに来ますね」
「でも、全部展示出来るのは12時回っちゃいますけど」
「えっ?そうなんですか〜」
「額装したものだけでも見られます?」
「お願いできますか〜」
こんなやりとりをしたのは明日、横浜の研究会に行かれるビザンチン研究の岡大S先生。
「研究会が終わったら夜行バスで大阪へ、明後日は二ついい展覧会が大阪であるんもので。それで少しでも早く見たかったものですから」
カウンター越しに東欧美術、ロシア美術、仏教美術、比較思想・・・・、まあ僕はいつも聞き役ですけど。
明日から東欧作品展。もちろん来店数は少ないんですけど、でもS先生のような方がいらっしゃることで30回以上開いてきた。開いてきたと言うよりは開催できたという感じ。これからもきっとこうなんだろうな〜。
いい作品を並べます、少しでも多くの方に東欧を代表する作家の作品に接していただけたらと思います。お待ちしてます。