蜂谷秀人のツール・ド・フランス レポート「銀輪の国から14」

やっとパリに着いた。全走行距離は4719キロ、一日平均337キロ走ったことになる。特に20日は750キロ移動した。パリに着いていつも思うのが、ハンドルから解放された安堵感である。やはり、フランスを運転するのは相当な重圧だ。レンタカーを空港に返し、パリまで乗ったタクシーの中で、やっとほっとした。
ホテルに到着するやいなや、悲報が届いた。何と、iPhoneの今月請求が8万円近いと言うのだ。便利なアプリケーションを使って、日本のニュースを毎日見ていたのが、原因だろうか?ユーロが今年は安いので、お得感があったが、いっぺんに吹き飛んでしまった。まだ旅は6日間有る。減らせるものは、減らさなければ。
まず、このグロスへのブログ送信。まめに毎日送っていたが、間引きすることに決めた。それから、写真も極力控える。そして、川本さんの土産は、土産話をするために、足しげくグロスへ通い、その度に飲むコーヒー代を当てることにしよう。
あー、このブログをニヤニヤして読んでいる川本さんの顔が思い浮かび悔しい!パリの空は灰色だ。アビヤント!