蜂谷秀人のツール・ド・フランス レポート「銀輪の国から15」

パリに着いて、まず土曜日にボルドーまで行く下見として、ホテルからモンパルナス駅まで行ってみた。TGVがずらっと並んで、さすがパリの終着駅らしい。下見の後、オペラ座まで行き、そこで昼食。日本人が多い地域なので寿司屋が多い。今回は張り込んで寿司を食べてみた。
一見、日本人の経営者と思いきや、ベトナム系のような感じだ。味噌汁にレンゲが入っていたり、サラダが付いていたり少し変だが、寿司自体はスーパーで買うくらいのレベルはあった。ただ、ワサビがネタに塗られてなく、好みに応じていちいち付けて食べるのが変わっている。写真の生姜の下にあるのがワサビの固まりである。
いやー、でもパリに戻れば何でもある。食後は朝日新聞を買って、スタバでコーヒーを飲んだ。半分、日本に帰ったような、パリの午後だった。アビヤント!